池の状況改善を行いました

水草を除去しました

今年の春は気温の高い日が多くアッという間に繁茂したオオカナダモでしたが

水質改善には効果の高い水草ですが

こと金魚池にとっては濁りを抑えられるのは

状況としてはあまりよろしくありません。

まず水が澄むことにより金魚が針を見切るようになるので食いが鈍り、

終いには全く口を使ってくれなくなります。

また、人間の方でも（特にご新規さんは）見え金魚は

手の出しやすい獲物に見えるようで盛んに見え金魚に餌を近づけ、

終いには浮きを一切使わずのミャク釣り、チョウチン釣りになってしまいます。

水守ではミャク釣りに厳格な禁止事項は設けてありませんが

結構な割合でこれを禁止している釣り堀は多いです。

別にこれで釣れれば禁止事項でもないので

それはそれでかまわないのですが

この見え金魚はスレてる魚の最たるものでよくて2,3匹も釣れば

あとの魚は目の前に餌を擦り付けようとガン無視して

しつこくすると逃げていきますｗ

なので水が澄んでしまうのは釣り人側には圧倒的不利なんですね。

そして、当然ですがそんな安全圏が出来上がれば

魚はその中に入って出てきません。

仕掛けは入れられないしで釣り場自体も狭くなってしまうので

全く良いことがありません。

なので先週の日曜日にお客さんの全て捌けた昼に常連さんと

水草の除去作業を行いました。

ついでにこの連休中におばちゃんが必死に池に濁りを入れようと

撒いた鶏糞もしっかりそのまま沈殿していたので

ジョレンを使って底を引っ掻き回して

満遍なく廻しておきました。

１週間置いておけば魚も連休中の警戒心の解れとともに

この環境に慣れていき状況としては

改善していくのではないでしょうか？